2022年9月10日の状況

7月・8月は作業するには暑すぎるので活動を控えていましたが、ようやくピークを越えた感があるので、そろそろ作業再開です。

今回は作業ではなく、状況の調査と来客対応のために現地を訪れたのですが…

ブルーシートが全く役に立たない状態になっていました。飛散して近隣に迷惑を掛けなかったことがせめてもの救いといったところです。遅かれ早かれこうなることはわかっていたものの、想定外の早さでした。

比較的塗装がきれいな西側ですが、逆に湿度が高いのか、ステップ部分の鉄板の腐食が激しいのが気になりました。ドア自体はステンレスなので平気ですけど…。構造的にもものすごく補修しにくい感じ。

以前かなり丁寧に刈ったのに、もう中まで入ってきている植物たち。

ツタの不気味な繁殖力に、ちょっと萎えます。

塀の外は、もちろんまた密林。田畑が近いので除草剤も気安く使うわけにはいかないのです。そして地面からはキノコが生えてるし。腐海に飲まれていく気持ち。

さて、今回はお客様として「水色鉄道部」さんとお会いしました。

せっかくの機会なので、今後の友好のためにデリケートゾーンもお見せしましたよ。

車内も案内したのですがとにかく暑くて。

ほぼ全開できる2段窓って、こういうときはいいですね。いつもは風や虫や雨が入ってきて憤慨しているけれど、今日は素直に感謝ですよ。

2022年6月の作業

2022年6月25日、引き続き外板の作業です。

とんでもなく暑い日が続きますが、作業する観点では雨に降られるよりもマシですけど。

補修を進めている傍ら、別の箇所がどんどん傷んでいってます…

作業後のブルーシートの止め方を少し変えてみました。強風にも耐えてくれますように。

28日には敷地内の草刈りをしました。こちらもなかなか大変です。斜面以外はなんとか処理できました。

新規メンバー、相変わらず募集しています。

妻面の補修も取り掛かりました。

2022年5月21日、良い天候ではありませんでしたが、予定どおり作業を行いました。

5月5日に塗布した錆封じは完全に乾燥しています。

とりいそぎ鉄板がむき出しにならないように塗ったパテも完全硬化していました。研いだり再度盛ったり、やらなければならない工程はまだまだたくさんある状態ですが。

妻面の塗装が細かくひび割れていたので、浸透した雨水で腐食が進行しないように腐食部を削って錆封じ。まるで「風柱・不死川実弥」のようになってしまいました。

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外板にパテを盛りはじめました。

2022年5月5日、汗ばむくらいの晴れ模様の中、作業を行いました。

パテ盛り

ひとまず鉄板の露出部分にはできるだけパテを塗りますが、鉄板自体が腐食して穴が開いている部分は次回に手を入れることにします。

前面修理痕

また、右面後部側の劣化した塗装をはがしたところに錆封じを塗りました。

さび封じ

なんと今回は中央のドアを開けてみました。錦織車庫に留置しているときもほとんど開けたことがないので、なかなか貴重な1シーンなのです。

中央ドア

最後に、だんだん日差しが強くなってきたことと、せっかく作業した部分が傷むことを防ぐために、ブルーシートで全体を覆いました。

ブルーシートで覆う

今後は作業に必要な部分のブルーシートをめくって作業をする予定なので、全体の姿を見ることができるまでは少し時間がかかると思います。

引き続き、応援、ご支援をよろしくお願いしますネ。

外板補修作業、再開です。

長い冬が終わったと思えば、急に暑くなってきましたが、ようやく2022年最初の作業に取り掛かることができました。

車内から座席を取り外し、車番を外します。

外側から劣化したパテを削ります。

当初はパテ盛りまで作業する予定でしたが、重ね塗りした錆封じがなかなか乾燥してくれません。

今回はパテを盛らずに、作業面の保護をして次回に備えることとしました。

新メンバーも加わって、和気あいあいと電車いぢり。

2022年1月12日の状況

正月飾りを外すために現地に行ったのですが…簡単には近づけない状況です。敷地内に入るためには、まず除雪しなければ入ることができません。

車両は西側に雪がこびりついています。

道路状況はこのようになっています。国道161号線からのアプローチは可能ですが、国道367号線へ向かう道はシャーベット状の雪の上に新雪が積もり、スタッドレスタイヤでも上り坂は空転する箇所もありました。

月末に車両のメンテナンスを予定しているのですが、延期になるかもしれません。

メリークリスマス!

メリークリスマス

2021年12月18日、冬の始まりに備えて少し整備してきました。

82号

この日は強い寒気の影響で、周囲はこんな感じした。

周囲の状況

さび封じを塗ったところは、一見するとびっくりするような状態ですが、鉄板に新たな赤さびが発生したような形跡はなくこのまま冬を越せると思います。

さび封じ

車内には1992年製の消火器があり、破裂すると大変ですので適切に処分することにしました。

消火器

それからドア付近に苔のようなものが。

苔

年内にもう1回メンテナンスを行う予定ですが、天候によっては今回が今年最後の作業になるかもしれません。

外板の修繕に取り掛かりました。

2021年11月20日、外板の修繕作業に取り掛かりました。この日はいつもより暖かく、作業は順調に進みました。まだまだ先は長い道のりですが、少しずつ前進していきたいと思います。

とくに誰かが作業指示をしたりするわけではないのに、なんとなく自然と動いて連携が取れています。

外板の状態ですが、かなりパテを厚塗りしているところがあり、パテをはがすと、鉄板が内側から錆びて穴が開いていたり、修復歴があったり、いろんな発見がありました。

何度も重ね塗りされた塗装が、年輪のように、大理石のように、きれいな模様を描き出します。

今回の作業範囲は、右側面の前半分下半分です。ひどい錆びを削り落としたあと、錆封じ(化学変化で錆を不活性化させるプライマー)を塗り、次の作業に備えます。

作業が終わったころには辺りが暗くなり、東の空には月が、西の空には木星・土星・金星が輝いていました。

1/80や1/150スケールの車体加工に飽き足りない人は、ぜひご一緒にいかがですか。

草刈りを実施しました。

2021年10月17日、保存場所の草刈りを実施しました。

天候が心配だったのですが、なんとか雨の中での作業をせずに完了。

草刈り前

草刈り前

上記のような状態だったのですが…

草刈り後

草刈り後

このようになりました。

膨大な量の刈った草はしばらく放置して枯れるのを待ち、まとめて処分する予定です。

これでようやく車体の補修作業に取り掛かるための下準備ができました。