長い冬が終わったと思えば、急に暑くなってきましたが、ようやく2022年最初の作業に取り掛かることができました。
車内から座席を取り外し、車番を外します。
外側から劣化したパテを削ります。
当初はパテ盛りまで作業する予定でしたが、重ね塗りした錆封じがなかなか乾燥してくれません。
今回はパテを盛らずに、作業面の保護をして次回に備えることとしました。
新メンバーも加わって、和気あいあいと電車いぢり。
京阪80型82号保存プロジェクト最終章
長い冬が終わったと思えば、急に暑くなってきましたが、ようやく2022年最初の作業に取り掛かることができました。
車内から座席を取り外し、車番を外します。
外側から劣化したパテを削ります。
当初はパテ盛りまで作業する予定でしたが、重ね塗りした錆封じがなかなか乾燥してくれません。
今回はパテを盛らずに、作業面の保護をして次回に備えることとしました。
新メンバーも加わって、和気あいあいと電車いぢり。
正月飾りを外すために現地に行ったのですが…簡単には近づけない状況です。敷地内に入るためには、まず除雪しなければ入ることができません。
車両は西側に雪がこびりついています。
道路状況はこのようになっています。国道161号線からのアプローチは可能ですが、国道367号線へ向かう道はシャーベット状の雪の上に新雪が積もり、スタッドレスタイヤでも上り坂は空転する箇所もありました。
月末に車両のメンテナンスを予定しているのですが、延期になるかもしれません。
2021年は80型82号にとって大きな変化があった年でした。
2022年は、どのような形になるかわかりませんが、多くの方に「見てもらえる」ようにしたいと考えています。
ひきつづきご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
2021年12月18日、冬の始まりに備えて少し整備してきました。
この日は強い寒気の影響で、周囲はこんな感じした。
さび封じを塗ったところは、一見するとびっくりするような状態ですが、鉄板に新たな赤さびが発生したような形跡はなくこのまま冬を越せると思います。
車内には1992年製の消火器があり、破裂すると大変ですので適切に処分することにしました。
それからドア付近に苔のようなものが。
年内にもう1回メンテナンスを行う予定ですが、天候によっては今回が今年最後の作業になるかもしれません。
2021年11月20日、外板の修繕作業に取り掛かりました。この日はいつもより暖かく、作業は順調に進みました。まだまだ先は長い道のりですが、少しずつ前進していきたいと思います。
とくに誰かが作業指示をしたりするわけではないのに、なんとなく自然と動いて連携が取れています。
外板の状態ですが、かなりパテを厚塗りしているところがあり、パテをはがすと、鉄板が内側から錆びて穴が開いていたり、修復歴があったり、いろんな発見がありました。
何度も重ね塗りされた塗装が、年輪のように、大理石のように、きれいな模様を描き出します。
今回の作業範囲は、右側面の前半分下半分です。ひどい錆びを削り落としたあと、錆封じ(化学変化で錆を不活性化させるプライマー)を塗り、次の作業に備えます。
作業が終わったころには辺りが暗くなり、東の空には月が、西の空には木星・土星・金星が輝いていました。
1/80や1/150スケールの車体加工に飽き足りない人は、ぜひご一緒にいかがですか。
2021年10月17日、保存場所の草刈りを実施しました。
天候が心配だったのですが、なんとか雨の中での作業をせずに完了。
上記のような状態だったのですが…
このようになりました。
膨大な量の刈った草はしばらく放置して枯れるのを待ち、まとめて処分する予定です。
これでようやく車体の補修作業に取り掛かるための下準備ができました。
2015年11月30日搬入時の、画像が見つかりました。
2021年9月25日、8時30分から11時00分まで現地にて集合し、車体の状態確認や今後の方針の決定、雑草の処理等を行いました。